作品『おとうと』 監督 市川崑 主演女優 岸恵子
原作 幸田文 音楽 芥川也寸志 1960年上映作品
シニア活動館所長とスタッフの皆様のおかげで、今回も36名という多くの映画ファンに囲まれた上映会となりました。
近年の『山田監督作品のおとうと』と間違われないよう、予約される方々に伝えると「だいじょうぶです、この岸恵子作品が観たいんですよ」という会話があったそうです。
当日、初めのシーンから生粋の江戸弁?のやりとりに笑い声も聞こえていて、最後までじっくりと観ていただきました。3名程バリアフリー映画は初めてと仰っていましたが副音声も気になることなく楽しめたそうです。
「映画が大好き、またお願いします」と声をかけて頂きました。ありがとうございます。
『おとうと』は大正時代、東京の下町で育つ姉弟と、両親を描いた作品です。銀残しという趣ある映像の中で、まるで呼吸音まで聞こえるような姉弟、長い人生を生きるがゆえ子供の未来を心配する両親、時代は変わっても人の思いは同じと感じました。
次回は、Bmapバリアフリー上映会「新おとこはつらいよ」を開催いたします。
11月19日、東京都障害者福祉会館で18時半スタートです。
ご来場お待ちしております。
(記 望月)