
夜間上映とあいにくの雨にもかかわらず、Bmapの活動を応援してくださるサポーターや
リピーターに加えて、HPで知ったというバリアフリー映画初体験の方も多くご来場
くださいました。
大学の課題にレポートとして載せたいと、都内の大学生がお二人参加くださったのは
嬉しいサプライズでした。手話イベントが課題とのことで、手話通訳ボランティアの方
との懇談もされていました。

作品のテーマは悲話でしたが、音声ガイドの語りが大正時代の場面を流れるように紡いで、
雰囲気のあるバリアフリー上映となり、自然に引き込まれた方も多かったようです。

名画の余韻が残るなか始まった交流懇談会では、健常者の方々も自然に楽しめたとの声が
あがり、往年の秀作をバリアフリー化する苦労も報われました。聴覚障がいの方から、
今後バリアフリー化してほしい作品も具体的に挙がりましたので、実現に向けて
検討に入ります。
(記 浅井)