
心配された積雪もなく快晴に恵まれ、
映画のまち調布に行って来ました。
調布市民映画塾第一回上映会『くちづけ』
に、FMラジオを使ったライブ音声ガイド
を付けさせて頂きました。
FM電波を飛ばし、ラジオのイヤフォンで
ガイドを聞く方式です。
ラジオ無料貸出しをいたしましたが、
「使い方は知っているよ」とおっしゃる方、
ご自分のラジオを持参された方も
いらっしゃいました。
ガイド付き映画を知って頂く機会
となれば幸いです。
また、会場にガイドが流れる「オープン形式」で聞いて頂く機会もあればと思います。
会場は150名近いお客様。

ほどよいゆとりで鑑賞できました。
『くちづけ』のプロデューサー青木さんと、
映画コメンテーターの津島令子さんの
トークで幕をあけた映画塾。
この映画は、準備に2カ月、撮影に2週間
という異例のスピードで作られたそうです。
堤監督流の撮影に慣れたスタッフ、
キャストだから出来たとのこと。
堤監督、主演の貫地谷しほりさん、
宅間孝行さんからのビデオレターの
サプライズもありました。
前半の秀逸なコミカルに対して、
後半は重い問題提起がされています。
終わったときには涙ぐんでいらっしゃる方も。
ガイドの感想を伺うと ――
「思ったより自然で邪魔にならず最後まで聞きました。」
「映像の補足になりました。」
「映像より先にガイドが入ることがありました。」
――
タイミングがないとき、稀に動きより先にガイドが入るのですが、
見えている方には違和感を感じさせてしまうという課題のひとつです。
今は映画館がない調布ですが、2年後には大きなシネコンが出来るそうです。
視覚に障がいがある方も一緒に映画を楽しんで頂けるように、
私たちも活動を続けていきたいと思います。
(記:藤原)