11月24日、世田谷区の田園調布雙葉小学校の3年生の皆さんに「バリアフリー映画ってなんだろう」というテーマで出張授業を行いました。
コロナ禍ということで、例年の視聴覚室ではなく、記念講堂を使わせていただくことになりました。
今回は東京都の登録要約筆記者の清水聡子さんにご協力をいただきまして、冒頭の挨拶からビーマップの上映会と同じようにスクリーンに司会の言葉を映したり、手話をしたり、開始の合図に照明を点滅したり、工夫を凝らしました。
出張授業の中では、本物の上映会のように映画の一部に音声ガイドをつけた「ふたばバリアフリー上映会」を3年生の皆さんと開催しました。大きなスクリーンで映画を上映させいただいたこともあり、とても臨場感がありました。
また、音声ガイドにチャレンジしてみようのコーナーでは、ぜひやってみたい!と沢山の手が挙がり、とても楽しいひとときでした。
授業の中では、障がい者という言葉を一度も使いませんでした。「みんなで一緒に」というフレーズに代わっていったという実感があります。数年のうちに社会の意識も変化し、既存の建造物にスロープを作るという考え方ではなく、今の子どもたちは既にユニバーサルデザインという考え方が浸透し、みんなが使えるものの中で生活しているのですね。
純粋な子供さんのキラキラした笑顔から、ビーマップメンバーも元気をたくさんいただきました。
ありがとうございました。
(記 高橋)