2012年01月16日

第6回Bmap映画上映会

東京都障害者福祉会館で第6回Bmap映画上映会を開催しました。
演目は、おなじみの探偵事務所5シリーズから「探偵バーにようこそ」「息子」の2作品です。

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(写真:東京都障害者福祉会館の和室で座布団を並べ座り、上映開始を待つ皆さん)


「息子」は昨年10月に行ったモニター上映会からさらに台本を練り直し、ガイドの量は前回よりも増えたのですが、作品全体に統一感を出したすっきりしたガイドにしました。また、数名で読んでいたガイドも読み手も一人にしました。

<参加者のみなさんの声>
「心地よく聞こえ、音声ガイドの分量も良かった」

「情報を削っていくのが難しいのでメリハリのきいたガイドに感心した」

「前回より良くなって来ているが、更なるレベルアップを目指してシーンによって声のトーンを変化させることが必要」など、ご意見をいただきました。


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(写真:上映会後に行われた交流会。長机を四角く囲み参加者の皆さんからご意見を伺っています)


「探偵BARにようこそ」の制作メンバーは3人で、それぞれ作ったものを一つにまとめ、そこに監修が入り、さらに映画プロデューサーが加筆しました。
つまり映画製作者の意図が入ったものです。
読み手はガイド制作には携わっていないメンバーで、読みながら変更もありました。
違う役割・視点で何度もフィルターを通して出来上がった試験的な試みの作品です。

<参加者のみなさんの声>
「視覚障害の方と同じ場面で一緒に笑えたのがとても良かった」

「映画は観られないと思っていたが、ガイドを入れていただいたので情景が分かってよかった。何十年ぶりで映画を観た気がした」

「ガイドがあることで人物の行動や様子が良く分かった。スーツやメガネの探偵、顔の変わる女の探偵、色々な探偵が出てきたけれど、どの探偵も姿が想像できた」

参加者の皆さんは、作品自体をとても楽しまれていたようです。今後もたくさんの方にBmapの作品を楽しんでいただき、こちらも成長していきたいと考えています。





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