上映会は、Bmap理事長が活動弁士として主宰する活弁人声会の短編活弁映画とBmapのバリアフリー映画の2本立てです。
当日は、あいにく雨にもかかわらず、ご近所の方が足を運んでくださり50名近い鑑賞者となりました。
終始会場には笑いが起き、心から寅さんの巻き起こす騒動を楽しまれているようでした。
主催された管理運営委員会の皆さんからは、
「音声ガイド付きの映画は初めてでしたが楽しかった」
「上映会は娯楽だけでなく、バリアフリーのような意義のある映画会は良いと思った」
「映画にうるさい主人が『最高に楽しかった』と帰って行ったのが企画した側としても嬉しかった」
「見えにくい表情説明などしてもらえて良かった。より映画を理解できる手助けになった」
「視力が落ち、見にくくなっているので助かる」といった感想をいただきました。
高齢の方も多く参加されていましたので、視力が落ち見えにくくなっている方への一助になり、皆で感動の共有ができたことを嬉しく感じました。
音声ガイドの声が小さくなったり、機材の確認が不十分で台詞が聞き取りにくくなってしまったりと反省点もありましたが、今後はこの反省を活かし、どの会場でも安定して皆さんに楽しんでいただけるよう、様々な技術を磨いていきたいと思います。
また、上映会後には、新宿区のNPO活動資金助成事業を紹介する冊子の取材を受けました。
Bmapの成り立ち、上映会の企画意図、活動を通してのやりがいなど、インタビュー形式での取材でした。冊子の発行は10月です。こうした取材は、より多くの方にBmapの活動を知っていただける機会になりますので、とても有難く感じます。
皆さんも私たちと一緒に、冊子の発行を楽しみにしていてください。
『新 男はつらいよ』(1970年)
音声ガイド台本制作 Bmap(齊藤具子、望月睦、水谷麻里子)
監修 瀬尾亜希子
ライブ音声ガイド (前半 齊藤具子、後半 望月睦)
(記 太田)