「鎌倉で映画とともに歩む会」主催で、アニメ「はだしのゲン」、「はだしのゲンが見たヒロシマ」の2作品上映と石田優子監督のトーク、3時間20分ほどのプログラムでした。
夏休み、広島原爆の日の直前、新聞5紙での記事掲載、「はだしのゲン」の学校教材化など絶好のタイミングでの上映会でした。
280席の会場は、ほぼ満席でした。
多くの子供たちが最後まできちんと観て、おもしろいところでは声をあげて笑ってくれ、原爆がテーマという少々重い内容の上映会の雰囲気をやわらげてくれました。またお客様のほとんどは健常者で、バリアフリー映画は初めてという方だったようですが、「まったく違和感なく、むしろ字幕やガイドが入っているとわかりやすいし、年配の人にもいいのではないか」というような声を多くかけてくださいました。
(左 中尾るか、右 石田優子監督)
Bmapが主催者のお手伝いで上映会に参加するというかたちも、バリアフリー映画を多くの方に知っていただくよい機会であると感じました。
また、上映場所や時期による作品の選び方、広報活動の重要性などを再認識することができました。
『はだしのゲンが見たヒロシマ』(2011年)
監督 石田優子
音声ガイド制作 Bmap
ライブ音声ガイド(中尾るか)
(記 中尾・高塚)