
学校は緑に囲まれた落ち着いた雰囲気の中にあり、体育館に集まった1000人の生徒さんがいる光景に圧倒されてしまいました。
講演者は瀬尾理事長。
まずはじめに、映画の一場面を、視覚障害者や聴覚障害者の立場で、映像なしの音声のみ、音声なしの映像のみ、字幕や音声ガイドの入ったもの等で体験してもらい、字幕やガイドの必要性やBmapの取り組み、健常者にも一緒に楽しんでもらえるバリアフリー映画の意義を訴えました。
最後に探偵事務所5シリーズの短編映画『グッバイマザー』の字幕・音声ガイド付きのライブ上映をご覧いただきました。
学校の先生方や放送委員の生徒さんの協力もあり、講演は無事に終えることができました。
高校生に上手く伝わるのか不安もありましたが、集中して鑑賞していただいているのが会場の雰囲気で伝わってきました。
また、先生方からも「生徒たちにとって、たいへんいい体験をさせていただいた」とお言葉をいただきました。
バリアフリー映画について、少しでも知っていただけたのではないかと思います。
こうした機会をいただけたことに感謝いたします。
『バリアフリー映画を知ろう』講演 理事長 瀬尾亜希子
『グッバイマザー』「探偵事務所5」シリーズより
監督 海上ミサ子
音声ガイド制作 Bmap(篠田和見・望月睦・太田亜希子)
監修 瀬尾亜希子
ライブ音声ガイド 波多腰絵里
(記 波多腰)