30余名の観客のうち男性が約1/3とこれまでより多めだったのは、松本清張の原作とこの名作映画の魅力でしょうか。それとも、ご自分の来し方を懐かしんでのご来場か・・・(不倫しているサラリーマンが主人公なのです…)
Bmapのバリアフリー上映に親しんでいただいている方々なのでアットホームな雰囲気はいつも通りでしたが、今回は初のミステリーということもあり、皆さんがストーリーの展開に引き込まれていく緊張感のようなものが伝わってきました。

音声ガイドもミステリーの展開に沿い、字幕とともに内容の補完にもなっていたようです。
上映後、「昔の喜劇ものが好きだけど、こういうのもいい。」「ストーリーがさすが清張ね。最後まで引き付けられた。」という感想が聞かれました。
『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960年)
原作 松本清張
音声ガイド制作 Bmap(齊藤具子・高橋さち代・宮下慶子)
監修 瀬尾亜希子
ライブ音声ガイド 齊藤具子
(記 清水)