2013年12月08日

障害者週間記念事業

12月8日(日)13:30から船橋市中央公民館で、日本語字幕とBmap制作の音声ガイド付きの映画『くちづけ』が上映されました。
この催しは船橋市が7日(土)・8日(日)に開催した “共に暮らせる社会を目指す障害者週間記念事業” の一環として行われたもので、町内会や事業所・団体にも広く告知され、用意した230席はほぼ満席の盛況でした。市の職員の方は、「公開間もない、知名度の高い出演者が揃った作品なので、例年以上の観客動員に繋がったようだ」とおっしゃっていました。
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健常者が観客の殆どでしたが、音声ガイド付きの映画を体験していただける良い機会であり、メンバーの会場での積極的な呼びかけも功を奏して、用意した30台のラジオは全て貸し出しとなりました。介護のお仕事に従事されている方には、音声ガイド付き映画は「貴重な体験」だったとのことです。


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ラジオの準備には慎重を期し、会場での視聴テストを繰り返しました。数台、雑音が気になる型があり、残念だったのは遅く入場された視覚障害の方にこのラジオをお貸しすることになってしまったことです。今後の課題としてちょっと心に留めておきたいところです。

笑いあり、涙ありのこの作品は知的障害者を取り巻く現実を私達に突き付けてきます。この現実から目を逸らすことなく、障害がある人も無い人も、共に生き、ハッピー・エンディングを目指す、会場を後にする観客の皆様からそんな思いが伝わってきました。

快く多大なご協力をいただいた市職員の皆様、ありがとうございました。そしてBmapのメンバーの皆さんも、お疲れさまでした。





『くちづけ』(2013年)
音声ガイド制作 Bmap『くちづけ』制作チーム
監修 瀬尾亜希子
音声ガイド 中尾るか



(記 玉井(房) )
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