2012年10月30日

『ユキエ』上映会!!!

10月30日 新宿区角筈区民ホールに於いて『ユキエ』上映会が開かれました。 
メンバーも待ちに待ったこの日、緊張感と高揚感に胸躍らせながら午前中のリハーサルを無事に終えて、午後からお客様をお迎えしました。

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当日は、お天気には恵まれたものの気温が低く心配しておりましたが、本当にたくさんの方にお集まり頂き、ほぼ満席の会場を見たときには、メンバー同士、嬉しくて思わず顔を見合わせてしまいました。(^^)


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今回は誰にも共通するテーマや作品の大きな力もありましたので、お客様も30代から70代の方まで幅広く、男性の方もたくさんいらっしゃいました。

映画の進行につれて音声ガイドの穏やかな語り口にも引き込まれ、会場からはすすり泣く声も聞こえてきました。最後のジミー・デイビスの歌声の頃には、客席が一つになったよう…というのは言い過ぎでしょうか。

アンケートもたくさんの回答を頂きました。有難いことに、ほとんどの方から温かいお言葉や応援のメッセージが添えられていました。


その後「ユキエ」について、松井久子監督とBmap理事長 瀬尾亜希子との対談が舞台で行われました。

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(左、理事長 瀬尾  右、松井久子監督)

松井監督からは、アルツハイマー病に対して介護する立場よりも、介護される立場から描きたかったこと、「スローグッバイ」はレーガン元大統領を介護されるナンシー夫人の言葉で、アメリカで取材中に介護中の方から教えてもらったこと、ユキエとリチャードはアメリカの夫婦ならではの絆で結ばれたカップルだが、私たちも夫婦あるいは今現在築いているさまざまな人間関係をこれからも大切に積み重ねていくことで、新しい何かが生まれるのではないか、など興味深いお話をして下さいました。 

監督は最後に、障害のある方から直接今回の感想を伺いたいとおっしゃいました。
視覚障害の方、聴覚障害の方も挙手して下さり、何も使わずガイドが聴こえる快適さや、今後字幕をどの映画でもつけてほしいというご意見を頂きました。健常者の方々も頷いて下さっていて、正に会場全体がバリアフリーのあたたかな空気に包まれていました。


まだまだ勉強中の私達ですが、皆様から頂いたお言葉を励みに、ひとつの作品をみんなで共有できる、バリアフリー映画の素晴らしさをさらに広めていきたいと思っています。

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ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。






『ユキエ』(1998年)
監督 松井久子
音声ガイド制作 Bmap(大澤英子・篠田和見・玉井房恵・藤原くに子・望月睦・田中直子)
監修 瀬尾亜希子
ライブ音声ガイド 大澤英子



(記 田中)

2012年10月29日

いよいよ明日です

『ユキエ』の上映会もついに明日に迫りました。


先日収録したヴォイスオーバーは、役者や声優、朗読の経験者メンバーに交じって、初挑戦のメンバーも多く参加していますが、監督もリハーサルで驚かれたほどのなかなかの出来です。

素敵なパンフレットも仕上がり、皆様にお手にとって頂けるのが楽しみです。

Bmapメンバー皆がこの『ユキエ』という作品を愛し、一年かけて大事に育てて参りました。

かなりご予約も頂き嬉しく思っております。残席も少なくなりました。
明日は、無事故で皆様に楽しんで頂ける上映会にいたします。

Bmapメンバー一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。




2012年10月29日
特定非営利活動法人ビーマップ 理事長 瀬尾 亜希子

2012年10月01日

新宿区立障害者福祉センターでバリアフリー映画鑑賞会

10月1日(月)に、新宿区立障害者福祉センターで『ドルフィンブルー 〜 フジ、もういちど宙へ 〜』のバリアフリー映画鑑賞会を行いました。


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「みんなのバリアフリー映画上映プロジェクト」の一環で行われた今回の上映会。
急に決まった上映会でしたが、障害者福祉センターの方の「ぜひ利用者さんたちに見ていただきたい」というお言葉で65名ほどの方がご参加くださり、メンバーやスタッフも含めると80名ほどの上映会となりました。


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身体障害の車いすの方が多かったのですが、聴覚障害の方、視覚障害の方も何人かいらっしゃり「初めてですが、とても感動しました。楽しかった」と帰っていかれました。

知的障害の方々は普段は声を上げたり途中でトイレに行ったりするそうなのですが、そうした利用者さんも最後まで本当に集中してご覧下さり、スタッフの皆様が驚かれていました。



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青木館長はタオルで目隠しをして鑑賞してくださり
「学生の時に聞いていたラジオノベルのようでした。本を読んでいるところに音があるような感覚です。映像を見なくても、とても想像が膨らみました。

集中して座っていることが難しい方も、今日は驚くほど静かですごく集中して映画を見ていました。こういった姿は、もしかしたらご家族の方も見ることは少ないかもしれません。ご家族の皆さんも一緒にこのようなバリアフリー映画を鑑賞することが出来たら良いと思いました。

障害を超え、人として。同じように、それぞれのスタイルで映画を楽しむ。そういう素晴らしい機会だったと思います」とコメントをいただきました。


「利用者の方々も食い入るように画面を見つめていた姿が印象的でした」
と障害者団体連絡協議会の方からも共感と御礼のご挨拶をいただきました。



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また当日は、Bmap理事長として活躍する瀬尾(活弁士 佐々木亜希子)のテレビ取材も行われました。


様々な場面で、お役に立てるバリアフリー映画を、これからもBmapメンバーとともに推進していきたいと思います。





『ドルフィンブルー 〜 フジ、もういちど宙へ 〜』(2007年)
音声ガイド制作、ライブ音声ガイド 瀬尾亜希子




(記 瀬尾、太田)